40代になって新しく気になる男性と出会えたのに、恋愛が始まる前から不安になってしまう。
「もし、付き合う前にワタシの名前を検索されたら・・・」
以前運営していたブログで、40代の独身女性からこのような相談を受けたことがあります。
彼女は30代の頃、同僚たちと一緒に合コンやお見合いパーティーへ頻繁に参加していました。
婚活していたこと自体を恥ずかしいと思っているわけではありません。
悩んでいる原因は、その頃のことが今もネット掲示板に残っていることです。
しかも珍しい苗字を含むフルネームや職業だけでなく、「頻繁に参加している」「集団で参加している有名なグループの一人」といったことや、パーティーで男性とカップルになったことまで書かれています。
自分から「昔は婚活していたよ」と話すのと、好きになった男性が掲示板を見つけ、第三者が書いた自分の過去を先に読むのとでは気持ちが違いますよね。
- 何度も参加していたことまで知られたら、どう思われるんだろう
- 婚活では有名だった女性だと思われたら恥ずかしい
- それが原因で、恋愛対象から外されるかもしれない
そんなことを考えてしまえば、新しい出会いがあっても素直に喜べなくなると思います。
この悩みで本当に苦しいのは、婚活していた過去そのものではありません。
本来なら自分から話す必要のない過去までフルネーム付きでネットに残され、それを好きになった男性に読まれるかもしれないことです。
では、掲示板に婚活時代のことを書かれている女性は新しい恋愛とどう向き合えばいいのか、この相談をもとに一緒に考えていきたいと思います。
ネット掲示板への書き込みが恥ずかしいと感じる心理と3つの理由

好きな男性に知られたくないのは、過去そのものよりも、掲示板に残された当時の自分の姿です。
そこには、触れられたくない事実だけでなく、事実ではないことまで第三者の言葉で残されています。
婚活で「有名な女性」だと思われるのが恥ずかしい
彼女が特に気にしていたのが、「集団で参加している有名なグループの一人」と書かれていたことです。
自分では普通に同僚たちと婚活へ参加していたつもりでも、周囲からは顔を覚えられ、「よく参加している人」として認識されていたことになります。
まして、これから好きになる男性にその書き込みを読まれれば、「婚活の場では有名だった女性なんだ」と思われるかもしれません。
婚活をしていたことは恥ずかしくなくても、知らない人から顔や行動を覚えられるほど参加していたと思われるのは、やはり恥ずかしいものです。
彼女にとって「有名なグループの一人」という言葉は、30代の頃の婚活を今になって知られるうえで、特に見られたくない部分なのだと思います。
カップルになった過去まで知られるのが恥ずかしい
彼女は、お見合いパーティーで男性とカップルになったことまで掲示板に書かれていました。
婚活の場で気になる相手とカップルになること自体は、決して悪いことではありません。
それでも、これから付き合うかもしれない男性にとっては、自分と出会う前の恋愛に関する情報です。
- 「どんな男性とカップルになったんだろう」
- 「その後は付き合ったのかな」
掲示板には書かれていない部分まで想像されるかもしれません。
過去の恋愛について、自分から話したいと思うこともあれば、あえて話す必要はないと思うこともあります。
それなのに、自分が何も話していない段階で「この人はあのパーティーで誰かとカップルになっていた」と知られてしまう。
過去の男女関係を好きな相手に知られることは、多くの女性にとって恥ずかしいことではないでしょうか。
「売れ残りで必死だった」と思われるのが恥ずかしい
掲示板に残された「頻繁に参加している」という言葉も、見られたくない過去の一つでした。
何度も参加していたことを知られれば、好きになった男性から「何度参加しても相手が見つからなかった女性」と思われるかもしれません。
あるいは、パーティーでカップルになったことまで書かれているため、「付き合っても長続きしなかったのかな」と想像されるかもしれません。
もっと嫌なのは、何度も男性との出会いを求めていたことだけを見て、「単なる男好きなのでは」と受け取られてしまうことです。
実際にどんな理由で参加を続けていたのか、カップルになった相手とその後どうなったのかまで、掲示板を読んだ人には分かりません。
それでも、断片的な書き込みだけを見た男性が、その空白を自分なりに想像してしまう可能性はあります。
彼女が恥ずかしいのは、30代の頃に何度も婚活した事実だけではなく、その回数から恋愛がうまくいかない女性や男好きな女性だと思われてしまうことなのです。
掲示板を見た男性がどう感じるかまでは選べない
彼女にとっては30代の頃の婚活でも、掲示板を初めて見た男性が同じように「昔のこと」と受け止めてくれるとは限りません。
気にせず受け入れる人もいれば、そこに書かれた内容から彼女への印象が変わる人もいるでしょう。
どのように感じるかは相手の恋愛観や価値観にも左右されるため、自分では選ぶことができない部分です。
婚活歴を気にしない男性ばかりではない
「昔は婚活していたんだな」と、それだけで終わる人もいると思います。
一方で、「頻繁に参加している」「有名なグループの一人」「カップルになった」といった書き込みを読んで、抵抗を感じる男性もいるでしょう。
特に女性に清潔感や恋愛経験の少なさを強く求める男性であれば、何度も婚活の場へ足を運び、さまざまな男性と出会っていたことを知っただけで、恋愛対象として見られなくなる可能性もあります。
中には、その過去だけで「俺も遊びでは」「汚れている」といった否定的な印象を持つ人がいるかもしれません。
もちろん、婚活パーティーに参加していたことだけで、その女性の人柄や恋愛経験まで判断できるものではありません。
それでも、掲示板を読んだ男性が何を想像し、どのような印象を持つのかまでは彼女には決められないのです。
掲示板を読んだ男性から過去を聞かれるかもしれない
掲示板を見つけても何も聞かず、そのまま受け入れてくれるとは限りません。
- 「本当に何度も参加していたの?」
- 「カップルになった男性とは、その後どうなったの?」
- 「どのくらいの期間、婚活していたの?」
書かれている内容を確かめるために、当時のことを詳しく聞いてくる人もいるかもしれません。
彼女にとっては、もう終わった30代の頃の話です。
しかし相手にとっては、好きになろうとしている女性について初めて知った情報になります。
掲示板を見られる怖さには、書かれた内容そのものだけではなく、その書き込みをきっかけに、触れられたくなかった過去まで聞かれるかもしれない不安もあるのです。
現代の恋愛では「名前検索による身バレ」は避けられない現実
彼女が心配しているのは、付き合う前の男性に自分の名前を検索され、掲示板を見つけられることです。
フルネームだけを検索して掲示板サイトが表示されなかったとしても、安心できるとは限りません。
例えば、「名前+友人や同僚の名前」「名前+婚活パーティー名」「名前+職業」など、別の言葉を組み合わせた検索から過去の書き込みへたどり着くことも考えられます。
掲示板が残っている以上、いつか好きな男性に見つかるかもしれない。
その可能性は覚悟したうえで、もし見つかったときにどう向き合うのかを考えておく必要があります。
ネット検索(エゴサ)で彼女の過去を調べる男性の割合
「付き合う前に名前を検索されるかもしれない」という彼女の不安は、考えすぎとは言い切れません。
2015年にマイナビニュースが独身男女386人を対象に行った調査では、「好きな人の名前で検索したことがある」と答えた男性は19.4%でした。
また、2017年に行われた別の調査では、男女を合わせた回答者の58%が「気になる人ができたらネットで名前を検索する」と答えています。
調査時期や対象者が異なるため単純に比較はできませんが、好きな人や気になる人の名前をネットで調べる人が一定数いることは分かります。
マイナビニュース 「好きな人の名前を検索したことはある?」
【身バレ対策】掲示板の削除手順と彼氏に見つかった時の言い訳

ここからは、彼女が今できることを整理していきます。
過去そのものを変えることはできませんが、ネット上にどのような形で残っているのかを確認し、削除できる可能性があるのかを調べることはできます。
それでも書き込みが残るのであれば、最後は「見つかったときに何を話すか」まで考えておくことが大切です。
まずは現状把握!自分の名前や特徴での検索結果をチェック
最初に、自分に関係する言葉で実際に検索し、現在どのような情報が表示されるのかを確認してみましょう。
掲示板そのものが残っていても、検索結果の上位に表示されているとは限りません。
反対に、昔の書き込みが今も見つけやすい状態で残っている可能性もあります。
ここでは「いつか見つかるかもしれない」と仮定するのではなく、実際の検索結果を見て、掲示板が現在どの程度見つけやすい状態なのかを把握します。
そのうえで書き込みが見つかった場合は、次に削除できる可能性がないか確認していきます。
誹謗中傷や個人特定にあたる書き込みを削除依頼する方法
検索状況を確認したら、次は掲示板に削除依頼や問い合わせの方法が用意されていないか調べます。
フルネームや職業など本人につながる情報のほか、事実と異なる内容や誹謗中傷と思われる表現があれば、それぞれ分けて整理しておきましょう。
ただし、削除に応じてもらえるかどうかは、掲示板の規約や書き込みの内容によって異なります。
まずは削除の方法や条件を確認し、自分の書き込みが対象になるのかを確かめてください。
彼氏にバレた場合の関係悪化を防ぐ「納得の理由・説明」
削除を試しても、すべての書き込みがなくなるとは限りません。
だから最後に考えておきたいのが、好きになった相手から掲示板について聞かれたとき、自分はどう答えるのかということです。
実際に何度も婚活へ参加していたのであれば、そこまで慌てて否定する必要はありません。
たとえば、
「あの頃の職場が会場から近かったの」
「それに女性は会費も安くて、ご飯も食べられたから、同僚と仕事帰りによく行ってた(笑)」くらいに、当時の事情も含めて話してしまうのも一つです。
「頻繁に参加していた」という文字だけを見ると重たく感じますが、本人にしか分からない理由や思い出があります。
隠そうとして苦しい説明をするより、本当のことに少し笑い話を添えて「あの頃はそんなこともしてたな」と話せる方が、ずっと彼女らしい伝え方になるとワタシは思います。
ワタシから伝えたいこと
ワタシがこの相談を聞いて一番つらいと思ったのは、婚活していたことではありません。
恋人が欲しくて出会いを探していた30代の頃を、知らない誰かに見られ、フルネームまで出して書かれ、それが40代になった今も残っていることです。
「頻繁に参加していた」「有名なグループの一人だった」なんて、好きになった男性には読まれたくない。
ワタシが同じ立場でも、恥ずかしいし、「お願い、見つけないで」と思うはずです。
でも、その掲示板が原因で、新しい恋愛まで諦めてしまうのは、もっと悔しいと思います。
30代の頃に一生懸命相手を探していた自分も、今の自分につながっている過去の一つです。
もし好きな男性に見つかってしまったら、「職場から会場が近かったし、女性は安く参加できてご飯も食べられたから、同僚に誘われてよく行ってたの」くらい、自分の言葉で話せばいい。
30代の頃とは違う今のあなたを見て、好きになってくれる男性と出会えますように。

