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友人や仕事仲間が離れた|人間関係は修復できますか?

人間関係|友人や仕事仲間が離れた

人間関係は、一度壊れてしまうと簡単には元に戻りません。
友人との関係、仕事を支えてくれたパートナー、長く一緒に働いてくれたスタッフ。

気が付けば大切な人たちが次々と離れていき、「これからどうすればいいのだろう」と、一人で悩んでいる方もいると思います。

実は、今回いただいた相談内容を読んで、私自身の過去を思い出しました。

  • 順調だった仕事
  • 少しずつ増えていく売り上げ


そして、その環境に慣れてしまったことで、知らないうちに大切な人を傷つけ、気付いた時には誰もそばにいなくなっていました。

だからこそ、この相談者さんの気持ちはよく分かります。

今回は、「失った友人や仕事仲間との関係は修復できるのか」、そして「今、何を優先して行動すべきなのか」について、私自身の経験も交えながらお話しします。

目次

独立の成功で変わってしまった価値観

独立してしばらくは、周りの人たちに支えられながら仕事も順調に進んでいたそうです。

翌年の売り上げも伸び、このまま事業を大きくしていけると思っていた頃です。
でも、お金に余裕が出てくるにつれて、私の金銭感覚は少しずつ変わってしまいました。

高価なアクセサリーや化粧品を「このくらい普通」と話したり、友人が着ていた服に対して「その値段なら安いよね」と何気なく口にしたこともあります。

今思えば、とても失礼な発言でした。
当時は相手を傷つけようと思っていたわけではありません。

でも、それは言い訳にしかなりません。

友人を傷つけたのは私です。

自分では何気ない会話のつもりでも、相手からすれば価値観を否定されたように感じたのだと思います。
その頃から少しずつ友人との距離ができ、気付いた時には、以前のように連絡を取り合う関係ではなくなっていました。

信頼を失った仕事のパートナー

仕事は3年目に入り、売り上げは過去最高を更新していました。
営業には自信がありましたが、顧客管理や入出金、パソコンを使った業務は苦手だったため、一人の男性がシステム導入や運営面を大きく支えてくれていました。

SNSの活用方法や販売戦略について具体的な提案をしてくれたり、顧客データや売上を分析し、今後の推移を数値やグラフで分かりやすく示してくれたりと、経営面でも欠かせない存在だったそうです。

また、それまで多くの時間を取られていたパソコン業務を任せられるようになったことで、自分は営業活動や新規のお客様への対応に集中できるようになりました。

その結果、売り上げは想像以上のペースで伸び、過去最高を何度も更新するほど順調な経営が続いていたそうです。
気付けば、その男性に管理や運営に関する多くの仕事を任せるようになり、「頼むことが当たり前」の存在になっていました。

ところが、ある日、その男性から「これ以上サポートはできません」と告げられます。

理由は、能力や仕事の内容ではありませんでした。
日頃の節度のない言動や、自分本位な対応が積み重なり、「この人とは一緒に仕事を続けられない」と判断されてしまったのです。

相談者さんは、その時になって初めて気付きました。
仕事は一人の力で成り立っていたのではなく、信頼して支えてくれる人がいたからこそ成長できていたことに。

そして、その信頼を失えば、どれだけ順調だった仕事でも、少しずつ崩れていくことを痛感したそうです。

最後まで支えてくれた人も離れていった

立ち上げ当初から仕事を手伝ってくれていた女性スタッフもいました。
ところが、以前から仕事をお願いする時の言い方がきつかったり、「やってもらって当たり前」という態度を取ってしまったりと、知らないうちに上下関係のような接し方になっていたそうです。

感謝の気持ちを言葉にすることも少なく、自分では普通に接しているつもりでも、相手は少しずつ距離を感じていたのかもしれません。

やがて、そのスタッフも少しずつ仕事から距離を置くようになり、一人、また一人と支えてくれる人がいなくなっていきました。

その頃から、それまで任せていた仕事をすべて自分で抱えることになります。
請求書の確認、経理作業、パソコン業務、スケジュール管理、お客様への対応。

今まで誰かが支えてくれていた仕事を一人でこなさなければならず、仕事が終わっても事務作業は山積みでした。
「人がいない」という現実以上に、「信頼してくれる人が誰もいなくなった」という孤独が、一番つらかったそうです。

保健室の先生から

相談内容を読んでいて感じたのは、失った相手によって向き合い方を変えた方がいいということです。

友人との関係

友人関係は、一度壊れてしまうと修復が最も難しい人間関係です。
もし自分の非を認めて謝罪をしたのであれば、それ以上は追いかけない方がいいと思います。

何度も連絡をすると、相手に「反省したから許してほしい」という気持ちだけが伝わり、かえって距離を広げてしまうこともあります。

今は焦らず、相手から連絡が来るくらいの時間をかけることも大切です。

仕事のパートナー

仕事のパートナーは、まず信頼を取り戻すことから始めましょう。
いきなり「また手伝ってほしい」「助けてほしい」とお願いするのではなく、「お元気ですか?」その一言だけでも十分です。

相手が話してもいいと思える関係になってから、少しずつ距離を縮めていけばいいと思います。

スタッフ

スタッフとの関係は、比較的修復できる可能性があります。
ただし、「戻ってきてほしい」とお願いするのではなく、「もしまた時間がある時があれば、お手伝いをお願いできたら嬉しいです。」

そのくらいの伝え方で十分です。
相手が断りやすい余白を残すことも、大切な思いやりだと思います。

私から最後に

人は、失って初めてその存在の大きさに気付くことがあります。
でも、全部を一度に取り戻そうとすると、その焦りは相手にも伝わってしまいます。

だから今は、優先順位を決めてください。

友人との関係は時間に任せる。
仕事のパートナーとは、信頼を積み重ね直す。

そして何より、今の生活を支える仕事を立て直すことを最優先にしてください。
仕事が安定すれば、新しい出会いや新しいご縁は自然と生まれてきます。

失った人ばかりを追いかけるよりも、今ある仕事と誠実に向き合うことが、結果的に未来の人間関係も少しずつ変えていくと、私は思います。

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